3/14〜15 びわ湖7〜8日目 本番!

長い長い稽古の日々も終わり、ついに本番の日。でも朝からそんな緊張感もなく、この数日間のように楽屋入り。
そしたらスタッフさんが楽屋に来て「本日、大入り満員です」ということで、大入り袋をいただきました。

いやー話には聴いていたけど、実際もらうと嬉しいものだね!大事に鏡前に飾って本番を待つ。


しかし本番日ともなると、楽屋やケータリングに沢山差し入れがあって嬉しいヾ(●≧ω≦●)ノ"
 
合唱指揮の先生より、でっかい佐賀産のいちご!甘くてめっさ美味しかった・・・☆
エストロ沼尻さんからはパンとあげまんじゅうが。先輩が教えてくれたので、ダッシュで確保しにいきましたよ。
他にも演出家さんやソリストさんからもお菓子がたくさん。

楽屋ではひたすらもくもくと食べていたなぁ・・・


そうこうするうちにスタンバイの時間が来て、だんだんと緊張も高まってきました。
あたしはテンション上がって調子に乗ると失敗するタイプなので、昨日までのGPと同じように、余計なことはしない!周りに迷惑かけない!と自分に言い聞かせながらスタンバイ。


バン、バン、バン、バーン!と冒頭の音楽が始まって、セットが動き出し、チラッと客席を見ると、3階までほぼ隙間無くお客さんが入っている。
最前列やバルコニー席はかなり舞台に近くてお客さんの顔もはっきり見える!おおお!という感じ。


いつも通りにやっていたつもりなんだけど、ソデに引っ込むたびに肩がガチガチに凝っていて、やっぱり緊張してんだなーとそこで気付いた。
ソリストさんも合唱の方たちもいつにも増して力の入った演技で、3幕でリュウの死ぬシーンでは、あちこちから鼻をすする音が。。。実はあたしも涙出た(つω≦;)


そんなこんなで1日目は大盛況のうちに終演。
メイクを落としていたら、関西在住のミホコお姉さんが楽屋を訪ねてきてくれました。ちょっとの時間だったけどほぼ1年ぶりに会えて嬉しかった!


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1日目夜は、出張にかこつけてびわ湖まで観に来ていた父とご飯。
タクシーに乗って出かけたらお店が移転してて戻ったりしつつ、滋賀県庁近くのhttp://horoyoi.jp/detail_id_270.htmlで。
おさしみだのタケノコのお造りだの、シンプルで素材を生かした美味しい料理に大満足。
中でも「うなぎのしゃぶしゃぶ」は、これで1人前なんだって!お店の方に聞いたら「はい、1匹ですから」と平然と言われた。そういうことかー
ダシにさっとくぐらすと、身がお花みたいに開いて、皮がプリプリで身がほろほろ、脂の香りがプーンとたって、ほんっっっとに美味しかった。


ホテルに戻って、先輩達としばし部屋飲み。楽しかったんだけど、途中でいろいろあって・・・大人って・・・人間関係って大変だなぁと・・・
あと一晩にしてある人の株がドーーーンと暴落することもあるのだなぁと・・・


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2日目は朝、ホテルのチェックアウトをしてからホール入り。
支度が早く済んでしまったので、お散歩がてら早めに行って、びわ湖を見ながらコーヒー飲んでぼーっっとした。ぽかぽか陽気で幸せの時間


この日も本番は問題なく、ソリストさんが昨日と違うキャストだったので雰囲気も音楽もちょっと違うので面白かった。
最後の合唱を気持ちよく歌い終わって幕が閉まると、あたしたちの目の前にいたピン役の方がくるっと振り返って「もー感動して泣いちゃった!」と。見ると頬に一筋の涙。わーんなんか嬉しいです!


終わった後はダッシュで楽屋に戻り、今までの人生で一番のスピードでメイクを落とし、出演者スタッフで乾杯!
あたしは調子に乗っていろんな方と写真を撮ってもらいました。
もちろんあの方とも・・・!相変わらずキョドりまくりながらも「またご一緒できて嬉しいです!」と精一杯お話ししたつもり・・・

 
ボディペイントしたままの助演さんにも、子供達にもモテモテな演出家さん。熱くて爽やかなジャパニーズイタリアーノ(?)です。


共演の皆さんに「また神奈川でもよろしくお願いします!」と挨拶しつつ打ち上げ会場を後にしたら、乾杯の間にも舞台ではスタッフの方による撤収が行われていました。・・・ほんとにお疲れさまです!


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そのままホテルで預けていた荷物をピックアップ、京都から新幹線に乗ってブーンと東京へ。夜10時には実家へ帰宅。
10日も続いた大津での生活は、意外にあっさりと終わりを迎えたのでシタ。