帰らない日々

日比谷シャンテシネにて

http://www.kaeranaihibi.jp/


マイラヴ、ホアキン主演最新作。
ひどい邦題ながら、あの「ホテル・ルワンダ」の監督作ということで、派手さはなくても精神にギリギリジワジワとショックを受けるような映画でした。
こういう映画撮れる人ってなかなかいないと思う。


息子が交通事故にあって死んじゃうんだけど、なんでそのとき子供が車の外に出てたのか?っていうのを警察の捜査知ったお母さんが、「私のせいだ!私があんなこと言ったから!」って半狂乱になっちゃうところとか、見ててほんと辛かった。
きっとどの親でもそうやって自分の小さな小さな責任を大きく感じては自分を責めちゃうんだろうな・・・。


現実にも事故で家族や大事な人を失った人たちは、ああいう思いをしているだろうと思った。
苦しい辛い悲しい、それでも生きていかなければいけない。それはあたしには想像もつかない長い長い日々なんだろうな。