ヒトラー〜最期の12日間〜

新宿武蔵野館が満員だったので、池袋シネマサンシャインまでいってきた。
最近映画見過ぎねー


この映画、期待以上に沁みるものがあった。
映画のラストで登場人物がその後何年まで生きた、とかいうのが出てくるんだけど、まだ存命の人もいるし、この映画のストーリーテラーの秘書さんもつい3、4年前まで生きていたそうで、それを知るとまたああこれ現実にあったことなんだということを実感する。


特に母親が子供を殺すとか犬を殺すとか、子供が自ら死を選ぶところなんかはほんとにもうなんも言えない。痛すぎる。めちゃめちゃ怖い。あっちゃいけない。


独裁者とはなんなのか、権力を持つということは、戦争とは、、、
ひとりの人間の間違った思考や意思で国ひとつ潰せるんだ。


なるべく沢山の人が、これを観て痛みを感じることが今必要だと思う。



中学3年生の妹があまり乗り気じゃないっぽいのを、勉強になるから!って連れて行ったんだけど、どうだった?ってきいたら「人が沢山殺されたり自殺したってことしかわからなかった」って言ってた。
でもそれがすべてかもしれないね、戦争て。


作品公式HP
http://www.hitler-movie.jp/