日本フィル横浜定期 沼尻さんのフランス音楽

横浜みなとみらい大ホール
沼尻竜典(Cond)、伊藤寛隆(Cl)、日本フィルハーモニー交響楽団


ベルリオーズ;ローマの謝肉祭
ラヴェルバレエ音楽マ・メール・ロワ
フランセ;クラリネット協奏曲
ラヴェル;ラ・ヴァルス



別に用事もないのにぐずぐずしてて遅刻して1曲目聞き逃した・・・シニタイ。
と、とりあえずお目当てのラヴェルが聴けてよかったです(。- -。)
席はRD1列3番。
バルコニー席の常ですが、ちょっと身を乗り出すと音がクリアになるのよねー。
後ろの人には邪魔だろうし、体勢的にも疲れるのですが。


フランセのクラリネット協奏曲は、シンプルな曲調なのにクラリネットがむちゃむちゃ難しくて
わ、わ、なんかこう・・・指がすごい速さでうごいてる!って感じ。始終。
曲自体はジャズっぽい音が其処此処に聴こえて、キラキラと表情が変わって、面白い中にも聞きやすかった。
3楽章がキレイ。


ほんで、ラ・ヴァルスですよ!!念願!大好き!なラ・ヴァルス。
全体に推進力を感じる速めのテンポで、途中、演奏が沼尻さんの要求するテンポに乗り遅れてる?と思ったところもあった。
(トランペットソロのとことか、いつもあたしが聞いてるCDの演奏はかなりテンポを落としてるのに、今日のはほとんどインテンポで行ってた)

しかし、最後の圧倒的な興奮の前にはそんなことどーでもいいわー!
この数カ月間、色んな演奏会を聞きに行ったけど、あまりの興奮に泣きそうになったのは初めて。
このまま感動をそっとそっとこぼれないように持って帰りたいと思った。
アンコールもいらなかったなぁー
あのままスッキリ終わった方が良かった。


生で聴けて幸せだった曲暫定1位。
あとあれもこれも聴きたい曲いっぱい!


再来週は愛知万博でこれまた沼尻竜典さん指揮の「グレの歌」を聴いてきます!
予習始めよう。