読響名曲シリーズ 芸劇 ラザレフ

東京芸術劇場大ホール
アレクサンドル・ラザレフ(Cond)、カトリーン・ショルツ(Vn)


ベルリオーズ:序曲〈海賊〉Op.21
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調 Op.26
チャイコフスキー交響曲第4番ヘ短調 Op.36


前日に「招待券あるよー」と誘われ、わーいわーいと聴いて来ました。
芸劇の3階席は初めて。1列目だったので、全体が見渡せるなかなか良い感じ。
前回2階の端だったときも思ったけど、音がちょっと遠い。遠くのお祭りを眺めてるみたい。


今日の3曲の中ではチャイコが抜群に印象的。
ラザレフさんは指揮台の上で縦横無尽に動き回り、楽器郡へ一歩踏み出しながらガオー!とばかりに指揮をするのを見てるだけでも迫力満点!
でも決して大味な音楽ではなかった。
終楽章はすごい疾走感と迫力と音量で大興奮だった。
なんかうまく言えないけど、夢中になって聴いてたら終っちゃった感じ。
隣の席の人、前半で帰っちゃったけどもったいないなぁ。


アンコールは「白鳥の湖」のワルツ。
これはまたのびのびと豊かで美しくて、ニコニコしちゃった(*^-^*)
あたし的にはこのアンコールで一番「ラザレフ氏の音楽」が伝わってきた。


そういえばどの曲か忘れたけど、ファゴットソロの音が柔らかくて素晴らしかった!
ファゴットって一番木の音のする楽器だよね。


22日火曜には同じラザレフのオールR.シュトラウスプロがあって、それのチラシを見て聴きたい!と思ったのだけど、その直感を裏切らない、期待通りの、いや次を一層期待させてくれる演奏だった。
火曜は大好きなR.シュトラウス