TMP新春コンサート

今日はバイト前に沼尻竜典*1指揮トウキョウ・モーツァルトプレイヤーズの新春演奏会。
プログラムは、全部J.シュトラウス2世とモーツァルトで、
こうもり序曲、Mのフルートハープコンチェルト、狩りポルカ、ワルツ「春の声」、皇帝円舞曲、あとこうもりの女中ちゃんのアリアと、ドナウ。
アンコールはトリッチトラッチ(取りッ地と拉致・・・素敵変換)、ピッツィカートポルカ、ほんでラデツキー。
資料見てないので、もしかしたら間違ってるかもだけど。


ポルカとかは技術的に難しくないので、教職オケとかで取り上げることも多くて、今日のプロの中でもこうもり序曲と狩りとトリッチ(とラデツキー)は弾いたことあり。
弾くのはいいけど(ヴィオラはめちゃめちゃ暇だけどね)聴くのは、緊張感なさすぎなんでどうなんよ、と思ってたのだけど、やっぱりライブだしプロだといいね!(単純!当然!)
すごい楽しい。思わず顔が綻んで、身体が動いて、幸せな気分。
絶対会場ピンクだったよ、今日。
早く春来ないかなぁ!って思った。


苦手だったモーツァルトも最近は割と興味深く聴けるようになりました。
でも2楽章が限界らしく、3楽章になると集中力が続かなくて聞き流しちゃうのよね・・・。
今日は篠崎和子さん(B→Cやってる人だ!)のハープがとっても素敵だった。
一見優雅に見える楽器だけど、あれ、全部の指使ってはじいてるんだと思うとめちゃめちゃ大変だよね。あのしなやかな腕の動きも、たぶんすごい筋肉によって制御されてるんだろうな。
今日の席は舞台に対して横からだったので、弾いてるところがちゃんと見えて、とても面白かった。
あとドレスが赤くてベロアで超素敵ー−ー!あれ欲しい!!!


そういえば今年のウィーンフィルNYコンサートではアンコールでラデツキーやらなかったそう。(先日の地震への配慮だって)
沼尻さんもそのことに触れて「どうしようか考えた」らしいんだけど、まぁこれやらなきゃ1年縁起良く過ごせないっしょ!って結論になったそうで、「今日の手拍子はかしわ手のようなつもりで」というご指導があり(笑)、派手に演奏してパーッと終りました。
沼尻さんが始終客席に向かって「手拍子の指揮」をしてて面白かった。にやにやしちゃった。


しかし、今日は席が悪かった。
チケットセンターがずっとお正月休みで、今週になってやっとチケット取れたので、かなり端っこだったんだよね。
ヴィオラを背中から見るような席だったので、全然音が飛んで来ない!
今日はせっかく管楽器が充実してたのに、金管なんて哀しくなるほど迫力のない音しか聴こえないんだもん。
無理して前のほうの席とるんじゃなかったー 「(≧ロ≦)
失敗、反省、次回はいい音で聴く!


心配してたバイトの時間も余裕で間に合ったし、今日はやっとPCに触らせてもらえたし(でもIDパスはまだ貰えない。イジメかな。)、1日中頭にはワルツが流れて、なんとも幸せな日だった。