指揮者合わせ

redsmoke2004-12-22


昨日で日フィルとの共演が終り、25日は読響と第九。
今日はその指揮者合わせ。こんどの指揮は下野竜也氏。


集合、発声後、すぐに並びをやります!ってなって、いつもは下手からソプラノ・テノール・バス・アルトって並ぶだけなのに、今日は全員バラバラに名前を呼ばれて、隣がソプラノだったりテノールだったり。
つまりパート関係なく全員が分散する?感じ。
なんだこりゃ!?と思ってたら、指揮者の依頼らしい。
って、どんな変人が来るの?って身構えてたら、下野氏は広上先生なみの小柄(小太り)に目がくりくりっとしたおじさん(でもまだ若いのだ)。
その上、いやにはつらつとした棒振りをなさる。それだけでも面白いんだけど。


曲作りが面白い!


昨日まで同じ曲をやってたとは思えないぐらい、全然違うの。
上手く言えないけど、解釈が独特で、細かいところまでひとつひとつ考えてて、ほんとに研究してるー!って感じ。
ほんとすごい。
かなり面白い演奏になること間違いない。
この公演の前評判が高いのがなんとなくだけどわかった気がした。
楽家たるもの、こうあるべきだと思った。
ずっと勉強、研究、追求を忘れちゃいけないよね。