寝ていたらしつこい着信で目が覚めた。表示をを見ると母親から。
電話に出ると、近所の知り合いの家の猫がなんかひっかかって(よく聞こえなかった)、その家には今車椅子の息子しかいなくて、SOSの電話が架かってきたから行ってやって、とのこと。
なんかよくわかんないけど猫のことなら、と思ってすっぴん眼鏡頭ぼさのまま歩いて3分の家へ。
息子Hくんにドアを開けてもらうと困った顔で「猫がやばいんだよー、ベランダのとこ」と言う。
上がってベランダの方へ行くと、ガーデニング用の柵*1の菱形の隙間に、猫がつま先立ち状態で頭を突っ込んでギニャーギニャーと哭いていた。
どうやら、柵越しに空いている窓から外に出ようとしてその柵に頭を突っ込んだところ、思ったより高い位置に入ってしまって取れなくなってしまったらしい。
これは一大事!
入ったものは抜けるはず、とは思ったけど、あまり柵を動かしてもその衝撃で首が絞まってしまったりしたら大変だし、柵を切るしかないかしら・・・などと思いつつ、とりあえず猫を膝に乗せて少し位置を高くして首が苦しくないようにしてやって、そのままおそるおそる引っぱると・・・
なんとも簡単に抜けてしまった。


ふぅーーー
胸を撫で下ろすあたしとHくんをよそに、当事猫は何事もなかったかのような顔で毛づくろいを始めていた。


そんなどたばたで目覚めた今日は一日中、半目状態で過ごした。
歌の練習したら貧血みたいにクラクラしてダメだったし、電車内でも中吊り広告を見るだけで気持ち悪くなった。
なんだろう・・・ただの寝不足だったらいいのだけど。