エターナル・サンシャイン

吉祥寺バウスシアターでレイトショー。
ジム・キャリーとケイト・ウィンスレットが出てるとか、予告で見たときの色あいが印象的で、
見たいと思いつつ見逃してたんだ。

Yahoo Movie作品ページ（ネタバレ記事あり）
http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail?ty=mv&id=319767

始まって２／３ぐらいは、なに？なにこれ？え？？？って？？？が飛びまくった。
ラブストーリーなんだろうなーってことしかわからないような。
でも主人公のジムも同じように？を飛ばしながら動いているので、感情移入はすごくしやすい。
なんだかすごく凝った、変なストーリーだな、って思っていたら、
『マルコヴィッチの穴』の脚本家の人なんだって知って、あーなんかすごく納得。

でも不条理を狙って観客をわざと混乱させよう！という魂胆はあまり見えず、
自然な流れの中で登場人物に感情移入しつつ、手を引かれるみたいにだんだん訳がわかってくる。
で、最後の最後で涙がひとつぶ。。。

ジム・キャリーはこういうダウナーな役もイイ。
ときたまやる顔芸がまたせつなさを増幅するんだよね。

あたしはたぶんビデオで借りると途中で止めちゃうタイプの映画なので、
今回スクリーンで見られてラッキーだった。
そういう人はちょっと退屈だなーと思っても、我慢して最後までじっくり見ることをお勧めします。
結構心には残るよ。