春祭
所沢市民文化会館MUSE アークホール
金聖響(Cond)、及川浩治(Pf)、新日本フィルハーモニー交響楽団
グリンカ:『ルスランとリュドミラ』序曲
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」
念願のはるさいです*1。
初生はるさいに初聖響さん、そして初新日フィルです。
ホールは地獄の高校時代に芸術鑑賞教室で行ったので、2回目。
西武新宿線航空公園駅から徒歩10分。記憶より近かった。
席は3階の上手バルコニー。身体半分舞台上。コンバスが完璧に死角だった(。- -。)
聖響さんのブログ*2で、色々曲づくりに試行錯誤されてる様を読んでたので、どんなのが聴けるのか非常にわくわくしておりました。
1曲目のグリンカから勢いのある演奏。実はこの曲好きなんで聴けてうれちい。
及川さん(さっき芸術劇場に出てたね)のロマンチックで迫力あるラフがあって(正直ピアノの真上だったもんで、音のバランス悪かったけんど・・・)、20分間の長めの休憩。
休憩のあいだにどんどん埋まってく大量の管楽器の席。それ見てるだけで、うわーどんだけ!と思ってわくわく。
はるさいを聴いて感じるのは、曲そのものが持つパワーと、計算された狂気のようなもの。わざとごちゃごちゃとか、不協和音にしてあるところでも、ちゃんと調和してる。
異常な音楽だけど書いてる人は正気そのもの、っていう感じ。
まぁ、2/4の聖響さんのブログでストラヴィンスキーのエピソードを読んでなるほどーと思ったんですけどもね。
そんなことを考えながら聴いてました。
ぼわーん!と大音量になると、ステージから吹き上げる上昇気流を感じるほどパワーがありました。
うーん、いがった。
余談でございますが。
新日フィルにはむかしむかしヴァイオリンを習ってた先生がいらっしゃって、たぶん15年ぐらいお会いしてないんだけど、せっかくなので今日ご挨拶をば、と思って楽屋口で待ってたのに、あれこの人・・・と思う人が出てきたものの、顔がうろ覚えすぎて確信がもてずに声かけられなかった・・・
そのあとちょっと追いかけたりした・・・
なのに追いつけなくて声かけられなかった・・・
しかも大学の指揮科の人が出てきて、あ!と思ってガン見した・・・
不審だったことは否めない。恥ずかしい。
*1:なぜ念願かといえば、春祭マニアの父に刷り込みのようにCDを聞かされて育ったのに、生で聴くのが始めてだったからです。