ちょっと前に、新しいバイト決まりました。


前のバイトは先月の半ばに演目の千秋楽と共に退職しました。
なんだかんだ人間関係とかしんどいことも多かったけど、丸2年がんばったし、意識の高い接客の勉強もさせてもらえて、仕事としてはとても好きだったからやっぱりちょっと寂しかった。隣の劇場やカフェの人たちも申し訳ないぐらい残念がってくれて、嬉しいやら申し訳ないやら寂しいやら・・・


で、5月後半はずっと新しい仕事探し。
親にも「なんで次の仕事決まらないうちに辞めちゃうのか不思議」って言われたけど、全くその通りでした。この年でバイト探すの、すごく大変!
全部で4〜5件、飲食や販売を中心に面接行ったけど、なかなか採用にならず・・・
歌関係で細かく色んな仕事をしているし、不定期で本番や稽古が入ることも多いので、曜日や時間の縛りが多くてバイト先としては使いにくいんだと思う。年齢が年齢だしねぇ。
それでもなんとか神田の某チェーン系カフェに採用していただけました。禁煙店舗じゃないのが一番心配だったんだけど、お店に行ってみたらちゃんとフロアが分かれてて、店中がモクモクじゃなくて一安心。他のアルバイトさんも積極的に話しかけてくれて、いい空気感でもひとつ安心。
午前〜夕方シフトを基本に、その後を研修所やら練習やらレッスンやらに当てようと思ってます。
なので、夜は空くから遊んでねー

ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路

@文化村 ル・シネマ


W.A.モーツァルトのお姉さん、ナンネルの音楽人生と恋のお話。
史実にどの程度忠実なのかはわからないけれど、フランス映画らしいたっぷりとした間と簡潔な台詞で登場人物の心情を観客に充分に想像させる。タイトルの「哀しみの旅路」っていうのは些か大袈裟な気がするけど。才能のある少女が、弟ばかりを音楽家として溺愛する父に反発したり、高貴な人と恋をしてその人のために父に禁じられた作曲をしたりする。
女の子を顔で選んでないなーと思ったら、主役のナンネルとルイ15世の末娘ルイーズはルネ・フェレ監督の実娘だそう。ヴォルフガング役の子は実際に11歳のヴァイオリニストだそうだけど、生意気でやんちゃそうな顔立ちと大物の風格が後の大作曲家にぴったりだった。

髪切った!

松嶋初音ちゃんのショートがまぁたまらなくかわいかったので。
でも年齢も(だいぶ)違いますし、こんだけ短いと小顔スッキリ顎じゃないと似合わないだろうと思い、美容師さんにも「赤さんは髪伸びるの早いから、耳出しちゃうと1ヶ月後には再カットですよ?」と言われ、結果、はちゅよりはちょっと長めのショートに。
でもまあ充分軽い!これならズボン役にも挑戦できちゃうかも?って感じのスッキリ頭よ。

しかし、前に美容院行ったのがなんと去年の12/16ですって・・・
地震諸々あったとはいえ、女子としてほんとにどうかと思う!悔い改めたまえ!


ちなみに、1ヶ月ほど前からオーガニックシャンプーを使い始めまして。今はこれ。

vefla モイストクレンジングシャンプー(医薬部外品・ノンシリコン)

vefla モイストクレンジングシャンプー(医薬部外品・ノンシリコン)

コンディショナーは

シャンプーはノンシリコンシャンプー研究会で勧められてたのでamazonで買ってみた。ボトルも大きいし、使用感も悪くないんだけど、ちょっと匂いが苦手かもしれない・・・微香って書いてあったんだけど、乾かした後もかなり強くフローラルな匂いが残る。
John masters organicのコンディショナーは、Atreに入ってたコスメキッチンの店員さんのおすすめ。
これはかなりいい!洗い流すトリートメントとしても、お風呂の外でヘアクリームとしても使えるっていうのがいいし、頭皮にしっかりつけた方が次に生えてくる毛のための栄養になるらしい。コンディショナーって大体毛先にだけつけるもので、頭皮につけると毛穴詰まっちゃうっていうのが定説だと思ってたんだけど、こういうのもあるんだって目から鱗だった。
コストパフォーマンスは悪いけども(減りが相当速い・・・)、これはまた買っちゃう気がする。

ソロ試験の曲目

普通のアリアでもいいんだって。へー
必死で宗教曲聴きまくったのに。まあいい曲沢山見つけたからいいけど。
アリアの中で一番歌いたかった曲がどうカットしても制限時間に収まらないので、大学時代にちょっと勉強した魔女の歌にしよっかなと思ってる!


来週、大学のアルトの先輩が出演するすごい面白そうな企画コンサートに行くので、しっかり勉強させてもらってこよう。
二期会week 第4夜「私立魔法学園文化祭」

予告動画おもしろい!

Amour perdu

まだ一昨日のことであまり実感がないのだけど、
2年半付き合った彼とお別れした。
それ以前にも恋人だった時期があったので、友達期を合わせると12年ぐらいの付き合い。


先週の日曜に半日ぐらい会ったときから彼の態度がちょっとおかしくて、あたしもイライラしてその日はぷち喧嘩別れみたいになったんだけど、後々話を聞いたら、彼はそのときからもう、その話をしようと思っていたみたい。
理由はお互いの仕事のこととか、まあ色々。書けないわけじゃないけど長くなるから。
でも結局は、彼は、今の居心地のいい関係を壊してでも先のことを考えて別れることを選んだ。


あたしとしては4月から環境が変わって、歌への意欲も高まってきているところだったので、確かにGW中も休みの彼を放ったらかしにしてバイトや歌ばっかりしていたけど、でも彼への気持ちは全く揺るぎはなく、「この人とこの先ずっと一緒にいる」と思っていたので、彼の長〜い前置きの後にその結論が出てきたときにはほんとにびっくりした。ちょっと血の気がひいた。
でも、そう思ってしまったんだったらしょうがない、かなと。
もう、一度そういう結論が出てしまったんだったら、もうきっと元のようには付き合えない。
そう思ったので、わかった、しょうがない、でもあたしは好きだし、惜しい、と伝えた。


別れて2日が経って、意外と感傷的にはなってないんだけど、時々しんどいのは、
何か楽しそうなこととか、良さそうな雰囲気の店とか、面白そうな映画とか、素敵な名前とか、
そういうのを見つけたときに反射的に「こんど彼と行こう」とか「彼の名字に合うかな」とか考えてしまう癖がついてしまっていること。
あとは、うちの家族とも何度も一緒にご飯食べたりしていたので、両親(特に父)に別れたことを伝えたら、思った以上に父がしょんぼりしていたこと。


今はなんとも宙ぶらりんな感じ。
こういうのを「心にぽっかり穴が空いた」っていうのかな?
大きな心のよりどころがなくなってしまって、ちょっとふわふわしています。


でもまあ Life's going on ですし。
2年やったバイトも辞めたので、ここらで一度人生仕切り直しのつもりで。
きばりたいと思います。

眠気にまかせて

4月から某オペラ研修所に通っているのだけど、今度あるソロ試験の曲目範囲がまさかの「モーツァルトの演奏会アリア」「宗教曲、カンタータ、オラトリオ」とな。
もっとTheオペラ!あたしプリマドンナ!みたいな曲ばっかり歌うところなのかと思ってた。


声種からしモーツァルトはないとして*1、とすると宗教曲といえばまずはJ.S.バッハか。
でもこの膨大な量のカンタータだのオラトリオの中からどうやって曲を選べばいいのかさっぱりわからない。とほー。
とりあえずようつべとグーグルの力を借りたところ、カンタータのBWV54と170、クリスマスオラトリオの第4、19、31曲がfor アルトで有名らしい。
ようつべで聴くかぎりでは170の1曲目がとても綺麗。ゆったりしてて、基本長調だけどときおり雲行きがあやしくなるように短調に寄り道する感じとか好み。


大バッハではマタイ受難曲の「憐れみ給え、わが神よ」(Erbarme dich)を学生のときにちらっと勉強したぐらいだけど、この曲を教授N先生のレッスンに持って行ったら、「重い曲だけどあなたが歌うと暗くなりすぎなくていいわね」と言っていただけてとても嬉しかったのをよく憶えてる。
褒めてもらったことをなかなか忘れないでいることは、幸せでいるためのひとつの方法だね。


ちなみに研修所では今、日本人作曲家のオペラをやっていて、とても新鮮で面白い。
クラスも若い子ばっかりだけど、みんないい声で、聴いてるだけでも楽しい。
でも年を聞いては「若いね!」って言っちゃうのでいけないなーと思う。でもつい言っちゃうん。

*1:そもそもモーツァルトのコンサートアリアにforメゾソプラノ(アルト)ってあるのかな